私たちが目指していること

昭和31年、国指定・重要無形文化財に指定、平成22年ユネスコ・無形文化遺産に認定された「結城紬」(指定時の名称)は現在、年間約1,000点強(ピーク時の約40分の1)の生産です。

そこで、本場結城紬産地の官民が連携して、「本場結城紬振興協議会」が設立され、 同時に「本場結城紬振興事業実行委員会」が起ちあがりました。

本場結城紬は、皆様もご存じの通り、「軽く」「温かい」「着崩れのし難い」最高の着心地を味わうことのできる日本を代表する「絹織物」です。

私たちは、より多くの方に「本場結城紬」の魅力をお伝えしたく、宣伝求評会または展示会の企画、販売促進・需要拡大に努めてまいります。

また、原料となる「手つむぎ糸」の確保や「絣括り」「地機織り」の後継者の育成等々、山積する産地の課題を、自らの手で解決していこうと強い意志で臨んでまいります。

しかしながら、既に産地だけの力では「原料」を含む「生産力」の確保が難しい局面に入ってきております。

我が国だけでなく世界においても稀有な「真綿の織物」を、温かく見守っていただける皆様に、ご理解ご協力を賜りたいと存じます。

 


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